(かいけいし)とは、会計実務従事者であり、経営者や投資家、課税当局など意思決定に関わる人々が資源配分に際して必要とする、財務状況に関する計算、開示、証明書作成などを担当する者である。会計士のことを英語ではaccountantと呼ぶ。これはフランス語のcompterという動詞がもとになって作られた単語であるが、そもそもcompterとは、ラテン語のcomputare(数える)に由来している。中英語ではaccomptantと綴られたが、時代を経るに従って、pという発音が除かれるようになり、発音上も表記上も現在のかたちに変わっていった。
(こていしさん、fixed asset、Noncurrent assets)には、会計上の固定資産と、税法上の固定資産の2通りの意味がある。会計上の固定資産とは、販売目的でなくかつ継続的に会社で使用することを目的とする財産のことを指す。固定資産は流動資産(Current assets)と共に資産を構成する。 企業の営業活動を直接表している売掛金、在庫などと、営業活動に直接の関連がなくとも短期的に現金として現れる預金利子などは流動資産であり、固定資産とは異なる扱いとなる。短期と長期の区別は、日本を含む国際的な会計の基準では1年を用いており、1年以内に現金化するものは流動資産とされる。